これまでの公演 2024~


作品名をクリックすると公演レポートをご覧いただけます。

 

 【言葉と音の本棚キッチン・ワルツ 活動記録】 

 

2024/8 ギャラクシティ主催「こども星空劇場 ジャックと豆の木」

 

2024/6 志村児童館主催「ドラマなおんがくひろば」

 

2024/5 ゆりの木児童館主催「ドラマなおんがくひろば」

 

2024/5 ギャラクシティ主催「こども星空劇場 長ぐつをはいたねこ」

 


公演レポート

ギャラクシティ主催

「こども星空劇場~ジャックと豆の木~」

  

3連休最終日の8/12、キッチン・ワルツのこども星空劇場「ジャックと豆の木」が満員御礼で終演しました。
お申込開始から1週間ほどで定員に達し、沢山の方にお越しいただけたこと大変嬉しく思っています。

 

10年近く前の初演から何度も再演を重ね、その間コロナ禍だったからこそ生まれた演出もありました。
そしてこの度、プラネタリウムならではの素晴らしい演出を刷新して下さり、作品に新たな可能性と魅力をもたらしてくれたと感じます。
色褪せることなく常に新鮮さを持って挑み続けることが出来ていることは大変ありがたいことです。

おはなしと、音楽と、皆さま方とで3拍子のワルツを。
それがキッチン・ワルツのコンセプト。

もちろん私たちから仕掛けるアクティビティもありましたが、思いがけず客席から小さなお客様が参加してくれた場面もありました。

 

 

かしこまって静かに鑑賞するだけではなく、
「思わず声が出た」
「思わず掛け声をかけたくなった」
「思わず拍手がこぼれた」
そんな瞬間が自然と沸き起こるのも素敵だと考えています。

 

声をかけてくれた小さなお客様、ありがとうございました。
私たちにとって忘れらない心に残るワンシーンとなりました。

 

毎度、沢山の方がアンケートにご回答下さりありがとうございます。
あたたかく心に染み入るメッセージばかりで終演直後のホカホカの心と体の温度が更に上昇しました。
いつも子どもたち直筆のメッセージもいただき、嬉しく拝読しています。
お気持ちをお返しできるようにまた頑張ります。

 

そして、ドームの演出はじめ、広報や当日の設営や受付まわりなど、毎回きめ細やかなご支援をしてくださるギャラクシティスタッフの皆さまにも心から感謝申し上げます。
星空劇場シリーズが満席率100%の記録を伸ばし続けられているのは、皆様のおかげです。

 

まだもう1公演、今年最後の星空劇場が年末に控えています。
どんなアイディアが生まれるのか、楽しみでなりません!
ぜひ楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。

 

恒例のアフタートークも収録しました。
コチラからお聞きいただけます。

 


公演レポート

CAP’S志村児童館主催

「ドラマなおんがくひろば」

 

先月に続いて、板橋区文化・国際交流財団の「アーティストバンクいたばし」を通して、志村児童館さんからご依頼いただき、親子コンサートに出演しました。

 

この季節にぴったりの親しみ深い童謡やクラシック音楽を10曲ほど盛り込んで、物語仕立てでお届けするコンテンツのひとつ「ドラマなおんがくひろば」シリーズから上演いたしました。

地域の親子の皆さまを始め、近隣保育園の園児さん達も参加して下さり、大変賑やかなコンサートとなりました。

 

体をいっぱい動かして時に元気よく一緒に歌って盛り上がる様子に、私たち二人もエネルギーをいただきました。
ありがとうございます!

 

キッチン・ワルツの主要コンテンツのひとつである物語仕立てでお届けする『ドラマなおんがくひろば」。
館長さんが子どもたちの様子を見てそれぞれの年齢に沿って、それぞれの楽しみ方ができるのだなと感じたと仰って下さいました。
ママやパパと一緒に音楽を楽しむ赤ちゃんもいればもう少し年齢が上がってお話を理解して、その世界を楽しむ子もいる...
対象年齢を限定的としない可能性を見出してくださったことがとても嬉しかったです。

 

館のスタッフさんがアーティストバンクのカタログを見ながら、館の催しの方向性とマッチするアーティストを探していたところ、キッチン・ワルツに目が止まったとお話してくださいました。
キッチン・ワルツは「0歳から入場できる音楽と演劇の場を当たり前に」をモットーに、親子で楽しめ子どもの心が育つステージやワークショップをかれこれ10年以上運営してきました。
これからもより多くの親子の皆様にお届けできるよう、地域に開かれた暮らしに密着した場所で、身近に、気軽に、それでいて本格的な音楽体験、演劇体験をお届けする機会をこれからも広げていきたいと思っています。

5月に引き続き、ご縁を繋いでくださった(公財)板橋区文化・国際交流財団様、私たちを見つけて下さり、あたたかく迎え入れてくださった志村児童館の皆さまに心から御礼申し上げます。

 

12月にも志村児童館さんでは親子コンサートを予定しております。
クリスマスムードたっぷりなプログラムで冬休みの小学生のお子様もご一緒にお楽しみいただけるお話と音楽をご用意してお届けいたしますので、どうぞお楽しみに!

 


公演レポート

CAP’Sゆりの木児童館主催

「ドラマなおんがくひろば」

 

板橋区文化・国際交流財団の「アーティストバンクいたばし」を通して、ゆりの木児童館さんからご依頼いただき、親子コンサートを開催しました。

 

この季節にぴったりの親しみ深い童謡やクラシック音楽を10曲ほど盛り込んで物語仕立てでお届けするキッチン・ワルツのコンテンツのひとつ「ドラマなおんがくひろば」シリーズから上演いたしました。

地域の親子の皆さまを始め、近隣保育園の園児さん達も参加して下さり、大変賑やかなコンサートとなりました。

 

コンサートをより楽しめるようにと、児童館さんの計らいで上演前の工作タイムでペットボトルマラカスを作って、そしてまた、保育園の園児さん達も同じくペットボトルマラカスを持ってきて下さっていました…!
オープニングからマラカスを振りながらの大盛り上がりで、弾き終えた時は歓声が上がりました。
クラシック演奏コーナーで未だかつて無いノリノリアゲアゲなトルコ行進曲となり、こんなにも全身でクラシック音楽を楽しんでくれる姿にとても嬉しくなりました。

 

また、「物語仕立て」でお届けしているドラマなおんがくひろばですが、歌や演奏だけではなく、お話の世界に入り込んで主人公に感情移入して、「悲しい…」と言いながら思わず泣いてしまった子がいました。
映像も何もない、声だけで届けているお話を、小さな子どもが心を動かしながらしっかりと味わってくれていたことは、今回一番の大きな驚きと感動でした。
子どもたちはいつでも、大人の予想を遥かに超える可能性を見せてくれます。

地域に開かれた暮らしに密着した場所で、身近に、気軽に、それでいて本格的な音楽体験、演劇体験をお届けする機会が持てたこと、とても嬉しく思っています。

 

板橋区はキッチン・ワルツ駆け出しの頃に沢山の方々にお力添えを頂いた場所であり、そして児童館コンサートはその当時から、板橋区の様々な児童館さんに呼んでいただいて開催をしてきました。
コロナで開催出来ない時期がしばらく続いておりましたが、再びこうしてお呼びいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ご縁を繋いでくださった財団様にも御礼申し上げます。

 

6月もまた板橋区の別の児童館さんで親子コンサートを予定しております。
いただいたお気持ちを音楽とお話で返せますように!

 

 

終演後アフタートークを収録しました。

公演アフタートーク


公演レポート

ギャラクシティ主催

「こども星空劇場~長ぐつをはいたねこ~」

 

GW後半の連休初日となる5/3(金祝)、ギャラクシティまるちたいけんドーム(プラネタリウム)にて、こども星空劇場「長ぐつをはいたねこ」が満員御礼で終演いたしました。
130名ほどのたくさんのお客様にお越しいただき誠にありがとうございました。
「キッチン・ワルツのこども星空劇場シリーズ」は今のところ毎回満席率100%となっており、ありがたい限りです。

 

こども星空劇場シリーズはコロナによる規制がようやく緩んだ2022年の夏にスタートし、その初回公演を飾った作品が「長ぐつをはいたねこ」でした。
約2年振りのギャラクシティでの再演公演でしたが、新たな演出プランを随所に散りばめパワーアップしてお届けできたのではないかと思います。

プラネタリウムならではの演出としては、前回に引き続きオープニングの迫力満点な惑星のパレードを。
そして本編ではドームいっぱいに広がる牧場や麦畑など。
新演出では雨や雷が降り注ぐシーンもありました。

 

私たちがとても嬉しかったのは、お客様の参加シーンで、大人も子どもも手拍子と声で積極的に関わってくださったことです。

キッチン・ワルツは「おはなしと、音楽と、皆さま方とで三拍子のワルツを」のモットーのもとひとつのステージを作ってきた通り、お客様に参加して頂くシーンを大切にしてきました。
しかしながら近年はコロナの影響で一緒に歌ったり、声を出すという行為が憚られ制限の中で代替案を出しながらどうにか客席とステージが一体となる仕掛けを作っていました。

それが今回、私たちから言わずとも何の躊躇いもなく自然と子どもたちが声を発し、私たちに向かってパワーを投げかけてくれたのです。
更には子どもたちだけではなく、親御様方もとても見事な参加シーンを作ってくださいました。

手拍子と掛け声で会場の空気がギュッと集約し、温度が上昇した時の高揚感と感動は、私たちの胸に深く刻まれました。
本来のキッチン・ワルツらしいステージがやっと戻ってきたと感じられ、とても嬉しく思います。

 

アンケートでは「満足」「非常に満足」が9割を占め、嬉しく拝見しました。
今回は初めてのお客様が多い中、2回以上鑑賞したことがあるにチェックを入れてくださっていた方も何人かいましたし、お子様の字で書かれた心がほっこりとするメッセージもありがとうございます。

今回の公演で「長ぐつをはいたねこ」は2015年の初演から上演回数が記念すべき10回目を迎えました。
これだけの再演数を重ねられることも、プラネタリウムで上演することも、9年前に作っていた時は想像もしていなかったことです。
色褪せることなく進化を続けて、いつも新鮮な気持ちで挑む機会を与えていただけることに感謝でいっぱいです。

 

次回プラネタリウム公演は8月12日(月祝)です。
演目などの詳細は近いうちに正式に発表ができると思いますので、ぜひ楽しみにお待ちいただけましたら嬉しいです。

 

終演後楽屋にて公演アフタートークを収録しましたのでよろしければお聞きください。
公演アフタートーク